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手芸とエンパワメント 私たちが紡ぐもの / 山崎明子(晶文社)
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女たちは家庭のなかでつねに手を動かしてきた。
妻として、母として、あるいは社会を支えるために。
手芸は女性に与えられた役割だった一方で、母と娘の縦のつながり、教室やメディアをとおした横のつながりを育み、居場所をつくり、女性たちを支える側面ももっている。
誰かに捧げる手芸の時代から自分のための手芸の時代へ——。
連綿と続く女たちのものづくりの歴史をひもとき、手芸がもつエンパワメントの力を問い直す。
【目次】
1 手芸とジェンダー 好きなのに好きと言えない
2 手芸に与えられてきた役割
3 「手芸家」たちの昭和
4 誰かに捧げる手芸/私のための手芸
5 「お母様方へ」――愛情と手芸
6 横のつながり 一緒に手芸をしよう
7 縦のつながり 受け継がれる手芸
8 ケアと手芸――周縁化された人たちの手
おわりに
山崎明子(やまさき・あきこ)
1967年、京都府生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、奈良女子大学生活環境科学系教授。視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論。著書に『近代日本の「手芸」とジェンダー』(世織書房)、『「ものづくり」のジェンダー格差』(人文書院)、共著に『歴史を読み替えるジェンダーから見た日本史』(大月書店)、『視覚表象と音楽』(明石書店)、『ひとはなぜ乳房を求めるのか』(青弓社)、『〈妊婦〉アート論』(青弓社)、『問いかけるアイヌ・アート』(岩波書店)、『現代手芸考』(フィルムアート社)など。
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