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世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史 / 団地団(大山顕、佐藤大著、速水健朗、稲田豊史、山内マリコ、妹尾朝子)(集英社)
¥1,089
戦後の住宅インフラを支えてきた団地。日本においても、戦後すぐは先進的な生活の象徴として、現代では20世紀へのノスタルジーの対象として、70年以上にわたってあらゆる世代の人びとがこの集合住宅に想いを託してきた。 そうした時代の流れは、団地が登場するフィクション=「団地作品」にも反映されている。 本書では15年にわたって団地作品について語るイベントを50回開催してきた集団=「団地団」が、団地作品の歴史を通覧。社会、風俗、家族、ジェンダー、創作などさまざまな観点から、戦後社会の変遷とフィクションの役割を考える。
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京都撮影所案内 / 高鳥都 写真・文(立東舎)
¥3,520
時代劇の「聖域」を徹底取材 ビジュアル満載の撮影所ガイドブック! かつて「日本のハリウッド」と呼ばれた京都・太秦──いまもこの地には東映京都撮影所、松竹撮影所という2つの映画スタジオが存在し、時代劇が送り出されています。『SHOGUN 将軍』のエミー賞受賞や『侍タイムスリッパー』の大ヒットで時代劇が注目を集めている2025年、京都の両撮影所を徹底取材。 必殺シリーズ聞き書き四部作の著者・高鳥都がカメラを手に時代劇の「いま」を探ります。江戸の町並みを再現したオープンセットに各種ステージ、衣裳部屋、小道具倉庫などなど……色あざやかなカラー写真で、関係者以外立ち入り禁止の「夢工場」を記録しました。さらには時代劇に携わる各パートの職人や経営陣へのインタビューを敢行、戦前から現在に至る京都映画界の変遷も検証。ビジュアル満載、資料性抜群、時代劇ファン必見、前代未聞のディープな「撮影所ガイドブック」がここに誕生です! B5正寸 192ページ
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テレビ情報誌のメディア史 興亡の歴史と未来 / 平松恵一郎(講談社)
¥2,530
▽1960年代、アメリカの『TV GUIDE』編集部から教わったこととは? ▽『ザテレビジョン』創刊メンバーは『TVガイド』から引き抜かれていた? ▽『テレビブロス』=『ポパイ』+『ホットドッグ・プレス』+『宝島』? テレビ情報誌の知られざる裏話の数々、次々と誕生してきた背景が明かされる! 「週刊TVガイド」(1962年~)、「TV LIFE」(1983年~)、「TVステーション」(1987年~)、「月刊ザテレビジョン」(1995年~)等、 雑誌の休刊が相次ぐ中、 テレビ番組表を掲載した<テレビ情報誌>というジャンルの雑誌は、 いまだ数多く生き残っている。 オールドメディアと呼ばれるテレビや雑誌だが、 テレビに寄り添ってきたメディアであるテレビ情報誌の歴史をひもとき、 メディアの未来を見据える。 業界の当事者たちの証言を交え、 テレビ情報誌の歴史をきめ細やかに考察した1冊。
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華語圏映画入門 映像がひらく中国・香港・台湾+への扉 / 阿部範之, 菅原慶乃, 三澤真美恵編(岩波書店)
¥3,080
中国、香港、台湾、チベットやアジア各地の華僑社会、少数民族……。 ときに緊張をはらみつつも緊密につながり躍動する〈華語圏映画〉の世界。 地域ごとの歴史を紐解く概説、ジェンダーなど現代的視点を盛り込んだテーマ・スタディーズ、そして多彩な魅力に迫るコラムやインタビューから、その果てしない広がりを徹底ガイド! A5 並製 254頁
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ニーナ・シモンのガム 失われたものと見つかったものをめぐる回想 / ウォーレン・エリス著、佐藤澄子訳(2ndLap )
¥4,950
稀代のミュージシャンによるフォト・メモワール。 1999年7月1日、ニーナ・シモンは、イギリスで最後となる貴重な公演を行った。感動的なステージの終演後、客席にいたウォーレン・エリスはステージに向かい、ニーナ・シモンが噛んだガムをピアノから取り、彼女のステージタオルに包んで持ち帰った。 それから20年。ガムはずっとウォーレンの手元にあり、彼のクリエーティブな営みを支える力となった。そして2019年、エリスの親友でありコラボレーションパートナーのニック・ケイヴが、自身の「ストレンジャー・ザン・カインドネス(Stranger Than Kindness)」展に何か出品しないかと彼に尋ね、ガムの運命が動き出す。ウォーレンはガムを銀と金で鋳造させる。ガムが、誰も予想できなかった出来事の連鎖を引き起こす。 一見取るに足らないもの、すぐに捨てられてしまうようなものが、人と人とのあいだに美しいつながりを生み出していく。これはものや経験に意味が与えられ、精神性を帯びていくことについての物語であり、創作のプロセス、そこから生まれる作品の力、そして愛と友情とを讃えている。序文:ニック・ケイヴ。
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『人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館』著者:美木麻穂 / デザイナー:宮﨑希沙(KISSA LLC)(パイ インターナショナル)
¥2,200
◎2025年3月4日〜当店2Fにて原画展も開催しました https://momobooks.jp/RmX8KLhJ/_rw20E55 美木さんの映画愛溢れるイラストにぜひ触れてください。MoMoBooksも大変お世話になっている九条・シネ・ヌーヴォのイラストもあります。 〈以下、版元HPより〉 多様な形で発信を続ける、全国各地の魅力的な映画館88 全国各地で映画館が守り続けられていると同時に、新たな映画館も生まれています。昭和レトロ・モダン建築・廃校のリノベなど……本書では、ファン獲得のために地域コミュニティに密着し、様々な工夫を凝らす映画館をイラストと写真で解説。グッズや紙もの、海外のアートシネマなども特集します。 【掲載館】 御成座 / シネマ・デ・アエル / 本宮映画劇場 / シネマテークたかさき / 高崎電気館(高崎市地域活性化センター)/ 深谷シネマ / 国立映画アーカイブ / シネマチュプキタバタ / 下高井戸シネマ / Stranger / 早稲田松竹 / シネコヤ / シネマ・ジャック& ベティ / 高田世界館 / 新潟・市民映画館 シネ・ウインド / 上田映劇 / シネマスコーレ / 静岡シネ・ギャラリー / 伊勢進富座 / シネ・グルージャ / 元町映画館 / 豊岡劇場 / シネ・ヌーヴォ / ジグシアター / シネマ尾道 / 漁港口の映画館 シネマポスト / 萩ツインシネマ / あたご劇場 / キネマミュージアム / 小倉昭和館 / 玉津東天紅 / 本渡第一映劇 / 桜坂劇場 ほか 美木麻穂:神奈川県出身。イラストレーター。 中央美術学園でイラストや絵本について学ぶ。卒業後はシネコンと単館系映画館にて映写、フロアスタッフとして勤務。2019年1月、日本各地の映画館を取材し描いたイラスト展「映画館へ」を開催し、本書のもとになった同名の小冊子を制作販売。 Format:A5判変型 Size:190×148mm Pages:192Pages (Full Color)
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『ジョージ・ミラーとマッドマックス シリーズ誕生から伝説までのデス・ロード』ルーク・バックマスター 著 / 有澤真庭 翻訳(竹書房)
¥3,300
伝説誕生秘話 〈マッドマックス〉シリーズ4作の壮絶な舞台裏! 1979年──全世界を熱狂させるヒーローがオーストラリアで誕生。 それから45年──〈マックス〉は如何にして生み出され、 そして〝伝説〟となったのか── 「より大きく、うるさく、野心的に」 1976年、ジョージ・ミラーは友人のバイロン・ケネディと共に家族や友人から30万ドルを調達、当時は無名だったメル・ギブソンを起用し、「マッドマックス」を製作した。無謀な撮影、過激なアクション、経験不足……時間と予算の限られるなか撮影を終え、ミラーは家の台所で編集し完成させた。当時のオーストラリア映画界では珍しかったこのアクション映画は大ヒットし、世界中で多くのファンを生み出す。革ジャケットを着た〝ロード・ウォリアー 〟ことマックス・ロカタンスキーは世界に知られるアイコンとなり、公開から45年を経ていまなお愛されている。本書は、伝説のはじまりとなった一作目の製作の裏側を中心に、パワーアップした「2」、バイロン・ケネディを失ったミラーの心情を反映した「サンダードーム」、そして復活の「怒りのデス・ロード」までの軌跡を追ったものである。 寸法 : 12.7 x 2.5 x 18.8 cm ページ数 : 390ページ
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『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』ジョアンナ・ロビンソン / デイヴ・ゴンザレス / ギャヴィン・エドワーズ 著 / 島内哲朗 訳 / 吉川悠 監修(フィルムアート社)
¥3,300
「一番いいアイデアが勝つ」 圧倒的な創造性と、常識にとらわれない発想を武器に世界中を魅了する「宇宙〔ユニバース〕」を創り出した史上最大のエンターテインメント企業、マーベル・スタジオ。 関係者たちへの取材によって、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の知られざる歴史がついに明かされる。 失敗と破滅と破産から、マーベル・スタジオは始まった―― 自社キャラクターの権利を抵当に入れて融資を受け、絶対に失敗することができない状況の中で制作された『アイアンマン』。 主役は、それまでのキャリアで「ほぼ完璧な商業的失敗記録」を更新し、薬物乱用者としてハリウッドの問題人物として知られていたロバート・ダウニー・Jr。 しかもアイアンマンは、マーベルのキャラクターの中でも一般的な認知度が低く、「二軍」扱いだった。 マーベル・スタジオの未来はこの1本にかかっていた。 2008年に公開された『アイアンマン』は世界的な大ヒットを記録。 マーベル・スタジオが、負けの許されない賭けの連続に勝利した瞬間だった。 いまや、マーベル・スタジオ製作の映画やテレビ・シリーズは世界のポップ・カルチャーを席巻し、史上最も成功したフランチャイズとなっている。 本書は、1970年代のマーベル初期映像作品、そしてスタン・リーが立ち上げた「マーベル・プロダクション」の失敗やトイ・ビズによるマーベル・コミックの買収など、マーベル・スタジオ設立前史から、『アイアンマン』以降のマーベル・シネマティック・ユニバースの成功、そしてディズニープラスでの新展開まで余すところなく記述している。 ケヴィン・ファイギ、ボブ・アイガー、ロバート・ダウニー・Jr、ジェームズ・ガンをなど、MCUを取り巻く主要人物へのインタビューを収録するとともに、プロデューサー、脚本家、アーティスト、キャスティング担当者などMCUを支える多くのスタッフの声を記録し、ニコール・パールマンやヴィクトリア・アロンソなどMCUに多大な貢献をしながらもこれまであまり知られることのなかった人物についてもスポットライトを当てている。 本書はマーベル・スタジオ年代記の決定版であると同時に、監督・俳優の降板や多様性や新展開への無理解、創造性〔クリエイティヴィティ〕と経営〔ビジネス〕の対立、パンデミックによる製作・公開の停止などあらゆる困難を乗り越え、IPビジネスとストリーミングで世界有数のエンターテイメント企業となった新興スタジオの戦いの物語でもある。 「正史」では決して語られることのない、「真の」MCU年代記がここに。 世界中のマーベルファン、MCUファンを納得させたベストセラーが待望の邦訳! 判型:A5判・並製 頁数:584頁
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『本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録と通り過ぎた旅人たちの風』企画・編著 ハーポ部長(文借社)
¥2,200
本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録 と通り過ぎた旅人たちの風 企画・編著 ハーポ部長 デザイン 戸塚泰雄(nu) 四六判334ページ 執筆者総勢77名 精神の亡命 Event Activism at Kiryuusha 本書は、二〇〇七年から二〇二四年まで下北沢の路地裏にあった「気流舎」というブックカフェを舞台に、わたくしハーポ部長が企画した「対抗文化」のイヴェント記録集である。イヴェントとイヴェントの合間には、「旅のノートから」と題した旅のエッセイを配置し、風を通した。 エッセイの人選は、気流舎を通して僕が関わった方々、歴代のコレクティヴメンバー、イヴェントの出演者、取り扱った本の著者、納品者に限った。改めて自分が気流舎で何をやりたかったのかを考えたところ、〈本のコミューン〉という言葉が思い浮かんだのでタイトルにした。 本書は、本というマジカルな道具を媒介としたネットワークの可視化をひとつの目的としているが、〈本のコミューン〉という言葉には、本と本、事物どうしが実は交流してて、コミューンのようなものを形成しているのではないか、という僕の夢想が含まれている。 ー Harpo Speaks(本書まえがき)より 目次 Ⅰ 浮遊するコミューン 〈レゲエ・リヴァイヴァル〉とアーバンラスタの闘い 鈴木孝弥 オーガニックにしときなさい ージャー9との対話 ハーポ部長(翻訳 竹内嘉次郎) 都市型コミューンの誕生 ー 砂川共同体・石神井村コミューン・ミルキーウェイキャラバン 大友映男(やさい村) コミューン暮らしとその終わり ー ポンちゃんと無我利道場の思い出 蝦名宇摩 無謀なるものたちのコミューン ー下北沢コミューン研究部の記録 ハーポ部長 ひとつのコミューンがなくなるとき 中西淳貴(笹塚コミューン) Ⅱ 路上と抵抗 ストリート以降/都市 毛利嘉孝 × 江上賢一郎 ラヴァーズロックと抵抗の音楽 石田昌隆 交流無限大 ーだめ連 ぺぺ長谷川の文化遺産 神長恒一(だめ連) × いか(ぬけ組) × 原島康晴(編集者) はみ出す言葉、Fuzzyな存在 石丸元章(企画・聞き手:銀色夏実 発言:北沢夏音、大田 ステファニー 歓人、『さいばーひっぴー』編集部すずき&うみこ) Ⅲ ヒッピーやらパンクやら ータンタンに捧ぐ 梵! ヴォヤージュ! ハーポ部長 クール・レジスタンスの時代 北沢夏音 × 青野利光(『スペクテイター』) チャンマイ薬草ライフ ことり薬草えこインタビュー 暴力と尊厳の考古学 ー『死なないための暴力論』刊行記念 森元斎 × 成瀬正憲 生涯一パンク 中沢新一 Ⅳ 風に吹かれて ー気流の鳴る音をきく メキシコの真木悠介 今福龍太 × 上野俊哉 『気流の鳴る音』を気流舎で 鶴見済 自分の内に絶えることなく歌があること ー真木悠介輪読部の記録 椋本湧也 ぼくの人生と真木悠介 ー気流舎での出会い 野本三吉 Ⅴ ブック、マジック、ミュージック カウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか? 槇田 きこり 但人(プラサード書店) (校閲 石塚幸太郎) わたしの知ってる最近のZINE事情 野中モモ 没後一五年 平岡正明は「笑う革命思想家」だった 阿部晴政 × 向井徹(平岡正明著作集委員会) 民俗音楽の彼方へ 湯立て神楽編 ものいみやなかの会(齋藤真文&宮嶋隆輔&中西レモン&すー&斎藤ぽん&ハズミ) 気流舎と旅 ハーポ部長 坂部の冬祭りレポート アクセル長尾 鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて 石倉敏明 インドネシアの呪術師に弟子入りしたタオイストの話 中原勇一(やわらぎ気功クリニック) 気流舎から始まった本の旅 汽水空港モリテツヤ インタビュー エッセイ 旅のノートから(38人の旅話&本の紹介&気流舎への一言) ハーポ部長 ELIJAH-FAR-I 鍵谷開 高橋ペコ 桝田屋昭子 Yusuke Suzuki 高岡謙太郎 ありい 大槻洋治 根岸恵子 すずき 銀色夏実 茂田龍揮 花崎草 くるみ 橋本勝洋(サンガインセンス) 川上幸之介 タンタン(長谷川浩) 翔太郎 内田翼 石崎詩織 川崎光克 さおり 平田博満 おおえまさのり ケロッピー前田 円香(現代魔女) わたなべみお 関口直人 猫村あや 馬場綾(アマゾン屋) リサ 長澤靖浩 宮脇慎太郎(ブックカフェソロー) 諫山三武(未知の駅) 吉澤順正 おぼけん(『新百姓』) 長沢哲夫(ナーガ) 虹より高く ーロバート DE ピーコとブルース共同体 ハーポ部長 ロバート DE ピーコ音源QR「ライヴ・アット・気流舎」 編集後記 僕らには儀式が必要だった 気流舎から寄留者へ イラスト ウエオカケンタ 斎藤ぽん(にゃんとこ) 福冨雅美 ドンファソ 写真 Jiroken 磯井玲志 福冨 岳 ハーポ部長
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LOCKET 07 CINEMA ISSUE
¥2,200
◎独立系旅雑誌『LOCKET』第7号は映画館特集。世界各地の映画館写真が満載の内容となっています。 〈以下、版元HPより〉 荒野はきっとここにある──明滅する世界を彷徨うように映画館を旅しました。インドでもっとも豪華な映画館から、建築の巨匠ゆかりの映画館へ。写真家はルーマニアで美しい瞬間を瞳に焼きつけ、ウクライナで爆発音に耳をすませます。 石川直樹、奥山大史、佐々木美佳、済東鉄腸、上川周作、フー・ティエンユー、児玉浩宜、塚田ゆうたなど豪華面々も登場。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による「心刷」です。第3号以来のコデックス装がカムバック。創刊10周年を記念してリソグラフポスターも投げ込みます。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンが、いまここから荒野へいざないます。 ◉編集発行人|内田洋介(編集・文・写真) ◉デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) ◉発行元|EDIT BY BODY ◉印刷|藤原印刷 ◉インド/ピンクシティに見る夢(土田 凌*表紙撮影) ◉インド/ル・コルビュジエが見た夢 ◉ルーマニア/おとぎの国のヴィクトリア(塩川雄也) ◉ジョージア/この国で、この部屋で、この映画で ◉トルコ/瞬きのアナトリア ◉ウクライナ/映画館が閉ざされた街で(児玉浩宜) ◉ボリウッドの東で喜怒哀楽(佐々木美佳) ◉追憶の映画館(アイザワディーン) ◉精神の荒野はどこにある(済東鉄腸) ◉ある男、映画館にて(上川周作) ◉ようこそようこそ映画館へ(jig theater、金星シネマ) ◉まちがいさがし 映画館篇(町田ヒロチカ) ◉隣の国の映画館(フー・ティエンユー) ◉ロケットペンダントの中には #1 ◉旅を書く(鈴木優香、中道智大、石川直樹) ◉背骨の旅人 #7(奥山大史) ◉いまではないいつか #3 ハワイ ◉雑誌発、ZINE経由、漫画行(塚田ゆうた) ◉創刊10周年記念投げ込みリソグラフポスター(Yunosuke)
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【サイン本あり】『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』西森路代(303BOOKS)
¥1,870
◎生活の中での疑問や違和感は日本のドラマで描かれていた!? 自身や周りをアップデートするためのツールとして、この一冊を片手にみんなでドラマ話をしてみてはどうでしょうか? 303BOOKSさんの特設ページでは現在のドラマの詳細や配信状況なども見れるのでおすすめです。 https://303books.jp/drama/ 〈以下、版元HPより〉 日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する筆者が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。本書が生まれるきっかけにもなった、2024年話題沸騰の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんとの特別対談も収録。 「日本のドラマはつまらない」と言う話をよく聞く。特に私は韓国について書く仕事も多いため、「韓国ではあんなに社会を映しているのに……」と比較して言われることもある。日本のドラマには、政治を描いたものは少ないかもしれないが、社会やフェミニズムを描いたものはたくさんある。日本で見るべきドラマを探していた人にうまくその魅力を伝えられずにいたが、『虎に翼』で関心を持った人に、ほかにもこんなドラマがあるということを知ってもらいたいと思ったことや、日本のドラマに関心がある人と、その良さをもっと共有したいと思ったことが、この本を書いたきっかけだ。書き終わってみると、取り上げたドラマたちは、今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。(本書「まえがき」より) ■組織と労働 『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』『わたし、定時で帰ります。』『エルピス ―希望、あるいは災い―』 ■恋愛の現在地 『妖怪シェアハウス』『恋せぬふたり』『伊藤くんAtoE』『こっち向いてよ向井くん』 ■生殖 『大奥 Season1』『燕は戻ってこない』『透明なゆりかご』 ■性加害 『問題のあるレストラン』『SHUT UP』『フェンス』『ファーストラヴ』 ■たたみゆく暮らし 『団地のふたり』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』『一橋桐子の犯罪日記』 ■出会いと分岐点 『MIU404』『本気のしるし』『宇宙を駆けるよだか』『宙わたる教室』 ■虎に翼 『虎に翼』 横130mm×縦188mm(四六判) ページ数:272ページ
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評伝モハメド・アリ アメリカで最も憎まれたチャンピオン / ジョナサン・アイグ著、押野素子訳(岩波書店)
¥3,960
◎TBSラジオ アフター6ジャンクション presents.「アトロク・ブックフェア2022-2023」にてスタイリストの伊賀大介さんも推薦!! 「知ってるつもり?20世紀最高のスポーツマンでありアジテーター、 モハメド・アリの事を!!そして…」 〈以下、版元HPより〉 「俺は世界の度肝を抜いた!」 ムスリム宣言、改名、徴兵拒否……不遜な態度で最も嫌われた世界ヘビー級チャンピオンは、いかにして史上最も愛される「反逆のアイコン」になったのか? 関係者二〇〇人超への取材に加え、新資料からパンチによる脳へのダメージも検証。 数多の書物で描かれてきたザ・グレイテスト、その知られざる悲劇を描きだした決定版評伝。