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フライボーイ2──ブラック・ミュージック文化論集 / グレッグ・テイト著、山本昭宏訳(P-VINE)
¥4,378
本邦初訳となる、 「ヒップホップ・ジャーナリズムのゴッドファーザー」 と呼ばれた黒人批評家による博覧強記の代表作! ジョージ・クリントンの “メタなバカさ” が アミリ・バラカの “変わっていく同じもの” へと放り込まれ フリー・ジャズもマイケル・ジャクソンもギャングスタ・ラップも ジェイムズ・ブラウンもトニ・モリスンも、すべては同一線上で語られる。 アミリ・バラカ、ギル・スコット=ヘロン、マイケル・ジャクソン、チャック・ベリー、ジミ・ヘンドリックス、アイス・キューブ、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、トニ・モリスン、ジェイムズ・ブラウン、ウータン・クラン、スパイク・リー、フランツ・ファノン、ボブ・ディラン、エミネム、アウトキャスト、リチャード・プライヤー、アジーリア・バンクス、グレイス・ジョーンズ、チャカ・カーン、ジョン・コルトレーン、ブラックスプロイテーション、サン・ラー、ジョージ・クリントン、ラメルジー、ラルフ・エリスン……「ヒップホップとは何か?」「もしもジェイムズ・ブラウンがフェミニストだったら」「ウォール街占拠に黒人女性が少なかった理由」「“ニガ” チュード」「“ニガー” はいかにしてジョークを手に入れたか?」「アフロ・フューチャリズム」
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奇奇怪怪明解事典 / TaiTan(Dos Monos)著、玉置周啓(MONO NO AWARE)著(国書刊行会)
¥4,180
Spotify独占配信・チャート最高順位1位 大人気ポッドキャスト、待望の書籍化! 日常を薄く支配する怪奇現象、カルチャーと現代社会の森羅万象から、人間世界を織りなす言葉そのものへ! TaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)がゆく、あてどなくはてしない対話の旅。 (解説・上出遼平) ◆各氏推薦コメント 二人の軌跡は蛇行し、螺旋を描き、どこへもたどり着く気配がない。しかして、その歩みが知を耕す。 私は二人の会話を生涯聴いていたい。 上出遼平(テレビディレクター・プロデューサー) 私もこんな相棒がほしい。心をキラキラ輝かせたまま大人になった二人の、小さな秘密基地を覗いているような気分になった。 賑やかでためになる、タダモノではない大事典だ。 塩塚モエカ(羊文学) 帯なんてつけてんじゃねえ。良著に帯は付かん。この本に帯はいらんのだ。 そもそも本ではない。 小原綾斗(Tempalay) ◆本書概要 2021年3月の JAPAN PODCAST AWARDS 2020 Spotify NEXT クリエイター賞の受賞を皮切りに、同年5月にはオーディオストリーミングサービス Spotify での独占配信が発表され、Spotify Podcastチャートで最高順位第1位をマーク、2021年12月現在の合計再生時間・合計再生回数は前年比999%増をたたき出すなど、近年のポッドキャストブームを代表する大人気番組となった「奇奇怪怪明解事典」が待望の書籍化! 日本のヒップホップシーンを牽引する グループDos Monos のメンバーTaiTan と、近年目覚ましい活動を展開するバンド MONO NO AWARE のフロントマン玉置周啓が多様なコンテンツと社会現象について語りのめす、アクチュアルな社会批評集にしてカルチャー全般への最良のガイドブック=ブックガイド。 四六判 544ページ
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シン・YMO イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル1978~1993 / 田中雄二(DU BOOKS)
¥4,180
「すべてのYMO本よ、サヨウナラ」 細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏という不世出な3人の才能が 80 年代に音楽業界をひっくり返した、あのYMOブームとは何だったのか? 様々な証言から浮かび上がってくるYMOの実像を克明に記す。 『カルトQ』(フジテレビ系)の「YMOカルト」のブレーンも務めたYMO研究の第一人者による、最初で最後の〈本格的論考集〉。ミステリー解読形式で結成~再生までの歴史を追う。 名著『電子音楽 in JAPAN』のYMOの章に、それに続く時代の新たなプロットを増補。 著者自身によるYMOメンバーの各10時間におよぶインタビュー発言、 単行本未収録の各ソロ取材・スタッフの証言を加えた「YMOヒストリー」の決定版。 デザイン:岡田祟 判型 A5 696ページ
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ヒップホップの詩人たち / 都築響一(新潮社)
¥3,960
その音楽はストリートで生れた。聴け、ヒップホップに魂を捧げる現代詩人の咆哮を――。孤高の言葉を刻む人気ラッパー15人の肖像。 いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。 パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。 目次 だからタトゥーのように音に痛みを乗せる(田我流) あの日の夢なら今見てんだ(NORIKIYO) 夢もなく生きるならせめて笑え(鬼) 賭けるものがないんです、人生でいいですか(ZONE THE DARKNESS) 腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花(小林勝行) となりにはJOKERが座っていたんだ(B.I.G.JOE) こんなんでいいならくれてやるよ(レイト) 本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で泣く(チプルソ) さっきまで楽しかった自分まあ慣れてるそんな気分(ERA) 生かされるなら生きてやる(志人) これは断片化された紙芝居みたいなあたしのひとり試合(RUMI) アイム・ア・ラッパー 手には千切れた手錠(ANARCHY) ここはえらくこっけいでかくて広えーが冷てえ夜景(TOKONA‐X) ラッパーは光、言葉は影(ILL‐BOSSTINO/THE BLUE HERB)
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評伝 マルコムマクラーレン その生涯と時代 / ポール・ゴーマン著、川田倫代訳(イースト・プレス)
¥6,600
決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。 彼が生みだしたものは、セックス・ピストルズだけではなかった―― アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンク・ロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか? 藤原ヒロシさん推薦! 「色褪せない時代、その謎を解き明かす。あの時、どんな魔法がかけられてたのか?」 ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946-2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレン』がついに刊行。 あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の超重量級の一冊。 マルコムの意外な?表情をおさめた貴重な写真を含む16ページの口絵も。 【各メディアで絶賛!】 「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ」アンドリュー・オへイガン(作家) 「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた」ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム) 「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く」アラン・ムーア(作家) 「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す」 『サンデー・タイムズ』紙 「この挑発的な人物の、驚くべき新しい伝記は、マクラーレンの浮上してくるトレンドを見極め、まさに絶好のタイミングで、まんまと自分を位置づける才能を完璧なまでに捉えている」 『ファイナンシャル・タイムズ』紙 「完全に……心をつかまれる」 『オブザーバー』紙 「決定版……叙事詩である」 『タイムズ』紙 「心を奪われる」 『デイリー・メイル』紙 「若き理想主義者から、変幻自在、行き当たりばったりの成人期までの魅了される旅路」 『i』 紙
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ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策 / シェイン・シャピロ著、エヴァンジェリノス紋子訳(黒鳥社)
¥3,080
音楽は都市のインフラだ! ライブハウスが減っていくのは「文化の問題」ではなく「都市政策の問題」かもしれない――。本書は、音楽を“社会のインフラ”ととらえ、まちづくりの戦略に音楽を取り入れる方法を説いた、新しい都市論です。 音楽や文化政策について都市と協働する英国のコンサルタント会社Sound Diplomacyの創業者が、ロンドン、アデレード、シドニー、オースティン、マディソン、ハンツヴィルなど、世界各都市と実際に取り組んできた政策やプロジェクトを紹介しながら、都市に音楽が根づくための条件をひもときます。 パンデミック以降、音楽業界が直面する困難を越えて、教育・観光・福祉・ジェンダー平等といった分野にも横断的に音楽が貢献できることを証明する、希望と戦略の書。 自治体職員、デベロッパー、都市プランナー、コミュニティデザイナー等々、町づくりに関わる人は全員必読です。
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サンキュー またおれでいられることに スライ・ストーン自叙伝 / スライ・ストーン著、新井崇嗣訳(ele-king books)
¥3,520
ストーンはあまりにも高く舞い上がり、あまりにも激しく墜落したため、挫折した希望と閉ざされたユートピアの生きたメタファーとなったのだ。 ――『ガーディアン』書評より 黒人音楽のルールを完全に変え、 サマー・オブ・ラヴの象徴となって ブラック・ポリティクスをポップスに流し込み、 そして時代の頂点に立った男の、ウィットに富んだ赤裸々な回想録 2025年6月9日、永眠したスライ・ストーン。『サンキュー またおれでいられることに――スライ・ストーン自叙伝』は、スライの波瀾に満ちた人生の “光と影” を、余すところなく綴った回想録だ。 キャリア初期のラジオDJやレコード・プロデューサー時代から、60年代末のサンフランシスコ音楽シーンの頂点、そして70~80年代ロサンゼルスの深く重く、混沌とした日々へと物語は進む。舞台はステージであり、豪邸であり、家族や著名人たちとの交遊のなかでもある。ここに描かれるのは、欠落を抱えた人間の姿と完璧なまでの芸術性とのせめぎ合い。 共著者には、ジョージ・クリントンやブライアン・ウィルソンの回想録にも携わった作家ベン・グリーンマンを迎え、『サンキュー またおれでいられることに――スライ・ストーン自叙伝』は、鮮烈で、ときに恐ろしく、だが最終的には深く肯定的な人生とキャリアの旅路となっている。 [本文より] 「連れて行きたい、もっと高くに」。おれが歌うと、観客は最後の言葉を歌い返してくれた、「もっと高くに!」。全員がだ。すげえ。 そのまま続けさせた。おれがそうした。 「そう、『もっと高くに』。で、ピースサインを掲げるんだ。大丈夫、何も損はしないから。ただ、うん、やっぱりまだ躊躇してる人がいるみたいだね。承認が要ると思ってるんだろ、自分にとって得になるかもしれないことをするだけなのに」 「連れて行きたい、もっと高くに」が出て行った。「もっと高くに」が返って来た。言葉の意味するものがぐんと広がった。それはいまや、たんに良い気持ちや良い薬物で自らを上げ続けろ、とは言っていなかった。それはいまや、自分を下げてしまうあらゆるものを打ち負かせ、と言っていた。それは、自らが抱える問題の乗り越え方を教えてくれる一つの指南だった。それは、一つの解決策だった。
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フェラ・クティ自伝 / カルロス・ムーア著、菊池淳子訳(KEN BOOKS)
¥2,530
アフロ・ビートの創始者、 自由を奪いにいった天才アーティスト、 そして戦士…… フェラ自身が語る、抵抗のメッセージとは! 本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなったフェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていたカルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60 年代のアメリカの文化状況なども読み取ることができ、アーティストの自伝本を超えた人文書としても読み応えがある。また、本書には、フェラ・クティの妻ら(27人中の)15 人ほか、彼の身近にいた人物のインタビューも入っており、フェラの素顔を知ることができる貴重な1冊。 四六判 352ページ
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スヌープ・ドッグとE-40のお料理教室(晶文社)
¥3,630
◎まさかのあの料理本がパワーアップして第二号刊行!相変わらず高度な料理が並びますが、2人の掛け合いコメントの面白さは抜群です! 〈以下、版元HPより〉 あの料理本がネクスト・レベルで帰ってきた! エリアもジャンルもさらに多彩な、 ヤバくてブチあがる65の最強レシピ 匙もったサグ(Goon with the Spoon)による饗宴――。 ギャングスタ・ラップの伝説がふたたびキッチンに降り立つ! コラボするのは、スヌープが料理にまつわる舌と腕にもっとも信頼を置くホーミーであり、ベイエリアを代表するラッパー、E-40。ギャングスタの豪勢なメインにアメリカ南部の素朴な郷土料理、メキシコやフィリピン料理、そして日本のあの食材まで。ワイルドに楽しむパーティーに、大切な人たちとの記念日に、ふだんのカジュアルな食事に。食と音楽に愛されたふたりが、エピソードとともに披露する。 舌はとろけて気分はアガる、ドープでアッパーでソウルフルな料理の数々! 「さっさと手ぇ洗って、一緒にクッキングしようぜ!」
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BLUEPRINT THE MAGAZINE VOL.2
¥1,870
◎HIPHOPマガジン最新号。毎号見事な人選のW表紙、今回はANARCHYとLEX。じっくり腰を据えたインタビューは、この雑誌ならではです。バックナンバーも販売中! 〈以下、版元HPより〉 ◆ANARCHYとLEXがW表紙を飾る 今号では、日本のHIPHOPシーンを代表するラッパーANARCHYと若い世代から絶大な支持を集めるライジングスターLEXをW表紙に迎え、1万字超に及ぶロングインタビューを掲載しています。 雑誌中面でも、貴重なロングインタビューを多数掲載! 7/GREEN ASSASSIN DOLLAR/$MOKE OGの完全独占インタビューをお届けします。
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SWITCH Vol.43 No.8 特集 JJJ The Man & His Music
¥1,320
◎ラッパー/プロデューサー・ビートメイカーのJJJの追悼特集号。交流のあったアーティスト、スタッフのコメントや写真など永久保存版です。11/30の大阪ラストライブに行かれる方の感想もお待ちしています。 〈以下、版元HPより〉 ヒップホップの歴史に大きな足跡を残したラッパー/トラックメーカーJJJの音楽にあらためて向き合う全62ページの保存版特集。 これまでに音楽制作に寄り添ってきたアーティストやスタッフ41名が語るJJJの作品と素顔、3人の写真家がそれぞれの視点でJJJを捉えたフォトストーリーを掲載。
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『人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館』著者:美木麻穂 / デザイナー:宮﨑希沙(KISSA LLC)(パイ インターナショナル)
¥2,200
◎2025年3月4日〜当店2Fにて原画展も開催しました https://momobooks.jp/RmX8KLhJ/_rw20E55 美木さんの映画愛溢れるイラストにぜひ触れてください。MoMoBooksも大変お世話になっている九条・シネ・ヌーヴォのイラストもあります。 〈以下、版元HPより〉 多様な形で発信を続ける、全国各地の魅力的な映画館88 全国各地で映画館が守り続けられていると同時に、新たな映画館も生まれています。昭和レトロ・モダン建築・廃校のリノベなど……本書では、ファン獲得のために地域コミュニティに密着し、様々な工夫を凝らす映画館をイラストと写真で解説。グッズや紙もの、海外のアートシネマなども特集します。 【掲載館】 御成座 / シネマ・デ・アエル / 本宮映画劇場 / シネマテークたかさき / 高崎電気館(高崎市地域活性化センター)/ 深谷シネマ / 国立映画アーカイブ / シネマチュプキタバタ / 下高井戸シネマ / Stranger / 早稲田松竹 / シネコヤ / シネマ・ジャック& ベティ / 高田世界館 / 新潟・市民映画館 シネ・ウインド / 上田映劇 / シネマスコーレ / 静岡シネ・ギャラリー / 伊勢進富座 / シネ・グルージャ / 元町映画館 / 豊岡劇場 / シネ・ヌーヴォ / ジグシアター / シネマ尾道 / 漁港口の映画館 シネマポスト / 萩ツインシネマ / あたご劇場 / キネマミュージアム / 小倉昭和館 / 玉津東天紅 / 本渡第一映劇 / 桜坂劇場 ほか 美木麻穂:神奈川県出身。イラストレーター。 中央美術学園でイラストや絵本について学ぶ。卒業後はシネコンと単館系映画館にて映写、フロアスタッフとして勤務。2019年1月、日本各地の映画館を取材し描いたイラスト展「映画館へ」を開催し、本書のもとになった同名の小冊子を制作販売。 Format:A5判変型 Size:190×148mm Pages:192Pages (Full Color)
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『ジョージ・ミラーとマッドマックス シリーズ誕生から伝説までのデス・ロード』ルーク・バックマスター 著 / 有澤真庭 翻訳(竹書房)
¥3,300
伝説誕生秘話 〈マッドマックス〉シリーズ4作の壮絶な舞台裏! 1979年──全世界を熱狂させるヒーローがオーストラリアで誕生。 それから45年──〈マックス〉は如何にして生み出され、 そして〝伝説〟となったのか── 「より大きく、うるさく、野心的に」 1976年、ジョージ・ミラーは友人のバイロン・ケネディと共に家族や友人から30万ドルを調達、当時は無名だったメル・ギブソンを起用し、「マッドマックス」を製作した。無謀な撮影、過激なアクション、経験不足……時間と予算の限られるなか撮影を終え、ミラーは家の台所で編集し完成させた。当時のオーストラリア映画界では珍しかったこのアクション映画は大ヒットし、世界中で多くのファンを生み出す。革ジャケットを着た〝ロード・ウォリアー 〟ことマックス・ロカタンスキーは世界に知られるアイコンとなり、公開から45年を経ていまなお愛されている。本書は、伝説のはじまりとなった一作目の製作の裏側を中心に、パワーアップした「2」、バイロン・ケネディを失ったミラーの心情を反映した「サンダードーム」、そして復活の「怒りのデス・ロード」までの軌跡を追ったものである。 寸法 : 12.7 x 2.5 x 18.8 cm ページ数 : 390ページ
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『MCU 比類なき映画スタジオの驚異的〔マーベル〕な逆転物語』ジョアンナ・ロビンソン / デイヴ・ゴンザレス / ギャヴィン・エドワーズ 著 / 島内哲朗 訳 / 吉川悠 監修(フィルムアート社)
¥3,300
「一番いいアイデアが勝つ」 圧倒的な創造性と、常識にとらわれない発想を武器に世界中を魅了する「宇宙〔ユニバース〕」を創り出した史上最大のエンターテインメント企業、マーベル・スタジオ。 関係者たちへの取材によって、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の知られざる歴史がついに明かされる。 失敗と破滅と破産から、マーベル・スタジオは始まった―― 自社キャラクターの権利を抵当に入れて融資を受け、絶対に失敗することができない状況の中で制作された『アイアンマン』。 主役は、それまでのキャリアで「ほぼ完璧な商業的失敗記録」を更新し、薬物乱用者としてハリウッドの問題人物として知られていたロバート・ダウニー・Jr。 しかもアイアンマンは、マーベルのキャラクターの中でも一般的な認知度が低く、「二軍」扱いだった。 マーベル・スタジオの未来はこの1本にかかっていた。 2008年に公開された『アイアンマン』は世界的な大ヒットを記録。 マーベル・スタジオが、負けの許されない賭けの連続に勝利した瞬間だった。 いまや、マーベル・スタジオ製作の映画やテレビ・シリーズは世界のポップ・カルチャーを席巻し、史上最も成功したフランチャイズとなっている。 本書は、1970年代のマーベル初期映像作品、そしてスタン・リーが立ち上げた「マーベル・プロダクション」の失敗やトイ・ビズによるマーベル・コミックの買収など、マーベル・スタジオ設立前史から、『アイアンマン』以降のマーベル・シネマティック・ユニバースの成功、そしてディズニープラスでの新展開まで余すところなく記述している。 ケヴィン・ファイギ、ボブ・アイガー、ロバート・ダウニー・Jr、ジェームズ・ガンをなど、MCUを取り巻く主要人物へのインタビューを収録するとともに、プロデューサー、脚本家、アーティスト、キャスティング担当者などMCUを支える多くのスタッフの声を記録し、ニコール・パールマンやヴィクトリア・アロンソなどMCUに多大な貢献をしながらもこれまであまり知られることのなかった人物についてもスポットライトを当てている。 本書はマーベル・スタジオ年代記の決定版であると同時に、監督・俳優の降板や多様性や新展開への無理解、創造性〔クリエイティヴィティ〕と経営〔ビジネス〕の対立、パンデミックによる製作・公開の停止などあらゆる困難を乗り越え、IPビジネスとストリーミングで世界有数のエンターテイメント企業となった新興スタジオの戦いの物語でもある。 「正史」では決して語られることのない、「真の」MCU年代記がここに。 世界中のマーベルファン、MCUファンを納得させたベストセラーが待望の邦訳! 判型:A5判・並製 頁数:584頁
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『ファクトリー・レコード全史』ジェームズ・ナイス 著 / 今井スミ 訳(シンコーミュージック)
¥5,720
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズらを生んだ伝説の英インディ・レーベル その激動の歴史を網羅した評伝が登場! 英国ロック史における重要拠点「ファクトリー」の真実に迫る 1978年に英国マンチェスターで始まったファクトリー・レコードは、創立者トニー・ウィルソンの独自の哲学や美学のもとで多くのユニークな作品を生み出していった。レコードのみならずポスターやイベント、クラブ「ハシエンダ」などにもカタログ番号を付ける遊び心もあり、「マッドチェスター」ブームを巻き起こしたものの、アーティスト優先の運営方針は経済的破綻を生み1992年に倒産。所属アーティストや当時のスタッフなど多くの関係者の証言も交えてその一部始終をたどった本書は、希代のレーベルの栄枯盛衰を伝えるUKロック・ファン必読の一冊である。 【CONTENTS】 Chapter 1 1976-1977 退屈 Chapter 2 1978 耳栓着用 ザ・ファクトリー Chapter 3 1979 アンノウン・プレジャーズ(知られざる悦び) Chapter 4 1980(Part 1) ブリュッセルより愛をこめて Chapter 5 1980(Part 2) イン・ア・ロンリー・プレイス(孤独な場所で) Chapter 6 1981 未来派達 Chapter 7 1982 会員制ダンス・クラブ Chapter 8 1983 混乱(コンフュージョン) Chapter 9 1984 最先端の人々発 Chapter 10 1985 ペレストロイカ Chapter 11 1986 10年目の夏 Chapter 12 1987 24 アワー・パーティ・ピープル Chapter 13 1988 存在の証明 Chapter 14 1989 マッドチェスター Chapter 15 1990 ハシエンダは閉鎖せねばあならない Chapter 16 1991 ガンチェスター(銃の街マンチェスター) Chapter 17 1992 全てが崩れ落ちる時 サイズ A5判 ページ数 930ページ
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『昭和の商店街遺跡、撮り倒した590箇所』山本有 著 / 石黒謙吾 編集(303BOOKS)
¥1,650
愛おしむ記憶の卒業アルバムです。 紙で残す保存版! 2010年から続く人気ブログ「香ばしい町並みブログ」の山本有氏が、地道なフィールドワークとして撮影し、記録してきた全国590箇所の中から、特に商店街にスポットを当ててセレクトした108箇所を写真と文章で紹介しています。そのすさまじくノスタルジックな街並みは、もはや、遺産という言葉を超え、遺跡と表現してていいほどの貴重な佇まいです。すでになくなっている商店街も多数掲載。また、読み物としての「商店街を巡る冒険の覚え書き」を掲載し、巻末には「全国探訪[590箇所]全リスト」、「昭和の商店街遺跡 全国探訪MAP」が付いています。 [商店街を巡る冒険の覚え書き] ●商店街に惹かれる原点に、和歌山、千葉、茨城 ●商店街探しはネット検索の「芋づる方式」で ●商店街巡りの「計画」「移動」「持ち物」「撮影」 ●商店街撮影の良き相棒のカメラ&機材たち ●商店会の役割と消えゆくアーケードへの思い ●空き店舗問題は、店舗兼住宅で貸しにくいから ●商店主たちとの交流は「サザエさん」の世界 [はじめに]より 「今撮らなければ、消えてしまう」 昭和レトロな商店街を取り巻く状況はここ10年で急変しつつあります。平成バブルによる地上げ、都心回帰による都市再開発、東京五輪と、さまざまな再開発を乗り越えて令和の時代まで生き残ってきた商店街や市場ですが、1960年代に創業した店主たちが一斉に引退する時期となり、特に2015年頃から急速に姿を消しつつある印象です。 寸法 : 14.8 x 1.2 x 21 cm ページ数 : 176ページ
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『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』(まわる書房)
¥1,700
◎岸政彦さん監修の『東京の生活史』にも参加された映像ディレクター・菊池さんが、ラッパーたちの聞き取りを行ったZINE『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』(01も再入荷)。一度菊池さんが来店してくれた時は、テレビやNBAの話で盛り上がりました。 〈以下、版元HPより〉 今を生きるラッパーたちに子供の頃の話を聞いたインタビュー本の2作目。 【語り手】 Ken Francis homarelanka 喉電波 KVGGLV NARIMIMI ONISAWA Tokyo Gal NowLedge Myghty Tommy 7
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『LIFE HISTORY MIXTAPE 01』(まわる書房)
¥1,650
◎岸政彦さん監修の『東京の生活史』にも参加された映像ディレクター・菊池さんによるラッパーたちへの聞き書きZINE。毎号仕入れます! 〈以下、版元HPより〉 今を生きるラッパーたちへインタビュー 子供の頃の話を集めた生活史集 【語り手】 EASTA Flashy Naked TOFU Natural P ratiff(Neibiss) Joseph Blackwell Ganafii Tepa Roucci SOMAOTA valknee
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『本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録と通り過ぎた旅人たちの風』企画・編著 ハーポ部長(文借社)
¥2,200
本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録 と通り過ぎた旅人たちの風 企画・編著 ハーポ部長 デザイン 戸塚泰雄(nu) 四六判334ページ 執筆者総勢77名 精神の亡命 Event Activism at Kiryuusha 本書は、二〇〇七年から二〇二四年まで下北沢の路地裏にあった「気流舎」というブックカフェを舞台に、わたくしハーポ部長が企画した「対抗文化」のイヴェント記録集である。イヴェントとイヴェントの合間には、「旅のノートから」と題した旅のエッセイを配置し、風を通した。 エッセイの人選は、気流舎を通して僕が関わった方々、歴代のコレクティヴメンバー、イヴェントの出演者、取り扱った本の著者、納品者に限った。改めて自分が気流舎で何をやりたかったのかを考えたところ、〈本のコミューン〉という言葉が思い浮かんだのでタイトルにした。 本書は、本というマジカルな道具を媒介としたネットワークの可視化をひとつの目的としているが、〈本のコミューン〉という言葉には、本と本、事物どうしが実は交流してて、コミューンのようなものを形成しているのではないか、という僕の夢想が含まれている。 ー Harpo Speaks(本書まえがき)より 目次 Ⅰ 浮遊するコミューン 〈レゲエ・リヴァイヴァル〉とアーバンラスタの闘い 鈴木孝弥 オーガニックにしときなさい ージャー9との対話 ハーポ部長(翻訳 竹内嘉次郎) 都市型コミューンの誕生 ー 砂川共同体・石神井村コミューン・ミルキーウェイキャラバン 大友映男(やさい村) コミューン暮らしとその終わり ー ポンちゃんと無我利道場の思い出 蝦名宇摩 無謀なるものたちのコミューン ー下北沢コミューン研究部の記録 ハーポ部長 ひとつのコミューンがなくなるとき 中西淳貴(笹塚コミューン) Ⅱ 路上と抵抗 ストリート以降/都市 毛利嘉孝 × 江上賢一郎 ラヴァーズロックと抵抗の音楽 石田昌隆 交流無限大 ーだめ連 ぺぺ長谷川の文化遺産 神長恒一(だめ連) × いか(ぬけ組) × 原島康晴(編集者) はみ出す言葉、Fuzzyな存在 石丸元章(企画・聞き手:銀色夏実 発言:北沢夏音、大田 ステファニー 歓人、『さいばーひっぴー』編集部すずき&うみこ) Ⅲ ヒッピーやらパンクやら ータンタンに捧ぐ 梵! ヴォヤージュ! ハーポ部長 クール・レジスタンスの時代 北沢夏音 × 青野利光(『スペクテイター』) チャンマイ薬草ライフ ことり薬草えこインタビュー 暴力と尊厳の考古学 ー『死なないための暴力論』刊行記念 森元斎 × 成瀬正憲 生涯一パンク 中沢新一 Ⅳ 風に吹かれて ー気流の鳴る音をきく メキシコの真木悠介 今福龍太 × 上野俊哉 『気流の鳴る音』を気流舎で 鶴見済 自分の内に絶えることなく歌があること ー真木悠介輪読部の記録 椋本湧也 ぼくの人生と真木悠介 ー気流舎での出会い 野本三吉 Ⅴ ブック、マジック、ミュージック カウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか? 槇田 きこり 但人(プラサード書店) (校閲 石塚幸太郎) わたしの知ってる最近のZINE事情 野中モモ 没後一五年 平岡正明は「笑う革命思想家」だった 阿部晴政 × 向井徹(平岡正明著作集委員会) 民俗音楽の彼方へ 湯立て神楽編 ものいみやなかの会(齋藤真文&宮嶋隆輔&中西レモン&すー&斎藤ぽん&ハズミ) 気流舎と旅 ハーポ部長 坂部の冬祭りレポート アクセル長尾 鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて 石倉敏明 インドネシアの呪術師に弟子入りしたタオイストの話 中原勇一(やわらぎ気功クリニック) 気流舎から始まった本の旅 汽水空港モリテツヤ インタビュー エッセイ 旅のノートから(38人の旅話&本の紹介&気流舎への一言) ハーポ部長 ELIJAH-FAR-I 鍵谷開 高橋ペコ 桝田屋昭子 Yusuke Suzuki 高岡謙太郎 ありい 大槻洋治 根岸恵子 すずき 銀色夏実 茂田龍揮 花崎草 くるみ 橋本勝洋(サンガインセンス) 川上幸之介 タンタン(長谷川浩) 翔太郎 内田翼 石崎詩織 川崎光克 さおり 平田博満 おおえまさのり ケロッピー前田 円香(現代魔女) わたなべみお 関口直人 猫村あや 馬場綾(アマゾン屋) リサ 長澤靖浩 宮脇慎太郎(ブックカフェソロー) 諫山三武(未知の駅) 吉澤順正 おぼけん(『新百姓』) 長沢哲夫(ナーガ) 虹より高く ーロバート DE ピーコとブルース共同体 ハーポ部長 ロバート DE ピーコ音源QR「ライヴ・アット・気流舎」 編集後記 僕らには儀式が必要だった 気流舎から寄留者へ イラスト ウエオカケンタ 斎藤ぽん(にゃんとこ) 福冨雅美 ドンファソ 写真 Jiroken 磯井玲志 福冨 岳 ハーポ部長
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LOCKET 07 CINEMA ISSUE
¥2,200
◎独立系旅雑誌『LOCKET』第7号は映画館特集。世界各地の映画館写真が満載の内容となっています。 〈以下、版元HPより〉 荒野はきっとここにある──明滅する世界を彷徨うように映画館を旅しました。インドでもっとも豪華な映画館から、建築の巨匠ゆかりの映画館へ。写真家はルーマニアで美しい瞬間を瞳に焼きつけ、ウクライナで爆発音に耳をすませます。 石川直樹、奥山大史、佐々木美佳、済東鉄腸、上川周作、フー・ティエンユー、児玉浩宜、塚田ゆうたなど豪華面々も登場。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による「心刷」です。第3号以来のコデックス装がカムバック。創刊10周年を記念してリソグラフポスターも投げ込みます。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンが、いまここから荒野へいざないます。 ◉編集発行人|内田洋介(編集・文・写真) ◉デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) ◉発行元|EDIT BY BODY ◉印刷|藤原印刷 ◉インド/ピンクシティに見る夢(土田 凌*表紙撮影) ◉インド/ル・コルビュジエが見た夢 ◉ルーマニア/おとぎの国のヴィクトリア(塩川雄也) ◉ジョージア/この国で、この部屋で、この映画で ◉トルコ/瞬きのアナトリア ◉ウクライナ/映画館が閉ざされた街で(児玉浩宜) ◉ボリウッドの東で喜怒哀楽(佐々木美佳) ◉追憶の映画館(アイザワディーン) ◉精神の荒野はどこにある(済東鉄腸) ◉ある男、映画館にて(上川周作) ◉ようこそようこそ映画館へ(jig theater、金星シネマ) ◉まちがいさがし 映画館篇(町田ヒロチカ) ◉隣の国の映画館(フー・ティエンユー) ◉ロケットペンダントの中には #1 ◉旅を書く(鈴木優香、中道智大、石川直樹) ◉背骨の旅人 #7(奥山大史) ◉いまではないいつか #3 ハワイ ◉雑誌発、ZINE経由、漫画行(塚田ゆうた) ◉創刊10周年記念投げ込みリソグラフポスター(Yunosuke)
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【サイン本あり】『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』西森路代(303BOOKS)
¥1,870
◎生活の中での疑問や違和感は日本のドラマで描かれていた!? 自身や周りをアップデートするためのツールとして、この一冊を片手にみんなでドラマ話をしてみてはどうでしょうか? 303BOOKSさんの特設ページでは現在のドラマの詳細や配信状況なども見れるのでおすすめです。 https://303books.jp/drama/ 〈以下、版元HPより〉 日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する筆者が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。本書が生まれるきっかけにもなった、2024年話題沸騰の連続テレビ小説『虎に翼』の脚本家、吉田恵里香さんとの特別対談も収録。 「日本のドラマはつまらない」と言う話をよく聞く。特に私は韓国について書く仕事も多いため、「韓国ではあんなに社会を映しているのに……」と比較して言われることもある。日本のドラマには、政治を描いたものは少ないかもしれないが、社会やフェミニズムを描いたものはたくさんある。日本で見るべきドラマを探していた人にうまくその魅力を伝えられずにいたが、『虎に翼』で関心を持った人に、ほかにもこんなドラマがあるということを知ってもらいたいと思ったことや、日本のドラマに関心がある人と、その良さをもっと共有したいと思ったことが、この本を書いたきっかけだ。書き終わってみると、取り上げたドラマたちは、今の現状を打破しようと「抗っている」ドラマばかりになっていた。(本書「まえがき」より) ■組織と労働 『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』『わたし、定時で帰ります。』『エルピス ―希望、あるいは災い―』 ■恋愛の現在地 『妖怪シェアハウス』『恋せぬふたり』『伊藤くんAtoE』『こっち向いてよ向井くん』 ■生殖 『大奥 Season1』『燕は戻ってこない』『透明なゆりかご』 ■性加害 『問題のあるレストラン』『SHUT UP』『フェンス』『ファーストラヴ』 ■たたみゆく暮らし 『団地のふたり』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』『一橋桐子の犯罪日記』 ■出会いと分岐点 『MIU404』『本気のしるし』『宇宙を駆けるよだか』『宙わたる教室』 ■虎に翼 『虎に翼』 横130mm×縦188mm(四六判) ページ数:272ページ
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【サイン本】『100年先の憲法へ 「虎に翼」が教えてくれたこと』太田啓子(太郎次郎社エディタス)※サイン入り
¥1,540
◎『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』(大月書店)もMoMoBooksでロングセラー中の弁護士・太田啓子さんによる新刊。特に本書後半の虎つば男性キャラクターたちの読み解きはぜひ読んでほしいです! 〈以下、版元HPより〉 あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! 編集:岩下 結(よりまし堂編集室) 判型:四六判・並製 頁数:160ページ
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エトセトラ VOL.13 特集:クィア・女性・コミュニティ 水上文 特集編集(エトセトラブックス)
¥1,540
「わたしたち」の場づくり、コミュニティ、言葉をアーカイヴする。 ウーマンリブから生まれたレズビアン・コミュニティ、伝説のレズビアン&バイセクシュアル雑誌、そして、Xジェンダーの語りや、様々なセクシュアルマイノリティの集まれる場所……。 フェミマガジン13号目は、「LGBTQ」から消されてしまいがちな女性やノンバイナリー/Xジェンダーの人々による、場所づくりや運動を記録する特集号。多数のインタビュー、寄稿、読者投稿「自分の存在を消されたと感じたことはありますか?」など。 水上文(みずかみ・あや) 1992年生まれ。文筆家・批評家。書評・文芸批評等の執筆に加え、ジェンダー・セクシュアリティに関連したエッセイも執筆。「文藝」で文芸季評、丸善雄松堂「學鐙」で文芸季評、「朝日新聞」で「水上文の文化をクィアする」を連載中。また「SFマガジン」で「BL的想像力をめぐって」を瀬戸夏子と共同連載中。単著に『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)、企画・編著に『われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット』(現代書館)。 判型 A5判・並製 頁数 128ページ 表紙デザイン 福岡南央子(woolen) 本文デザイン・組版 水上英子
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『CITY DIVER: 大阪ミナミ 戎橋筋南編』エブリデ
¥1,650
◎音楽家で文筆家のエヴリデさんによるZINE。千鳥橋・シカクでこのZINEを初めて見つけて、即購入しました。聞き取りと膨大な資料の調べ方に圧倒されます。 〈以下、著者SHOPより〉 大阪ミナミの戎橋筋南(千日前通以南の戎橋筋地域)の街の研究ZINE。 昔あったお店の研究や資料、街に関するエッセイ、その街で暮らした人の インタビューなどを収録。 A5、117ページ <目次> まえがき ZINE版まえがき 各年代別周辺地図 戎橋筋とは 店舗紹介ー喫茶店 戎橋筋のDNA 店舗紹介ー食堂・レストラン 戎橋筋の闇市 店舗紹介ー寿司店 店舗紹介ーバー・酒場 馬場先、溝の側、その周辺 店舗紹介ー食料品店・菓子店 インタビュー: 戎橋カメラ店 店舗紹介ー遊戯場・キャバレー 店舗紹介ー衣料品店 「どこでもない」街から「どこでもよい」街へ 店舗紹介ーその他 あとがきー街と和解した日 参考文献