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ドキュメンタリーで知るせかい / 宇多丸、伴野智(リトルモア)
¥3,080
◎様々な社会問題を、血の通った「自分事」として考えさせる優れたドキュメンタリー作品31本を紹介解説。 〈以下、版元HPより〉 ライムスター宇多丸の映画本、 今回のテーマは「ドキュメンタリー」! 世界の時事に強くなれる ドキュメンタリー作品31本を語り尽くす! ガザの虐殺、クルド人弾圧、SDGsの現実、中国の急成長と葛藤、難民増加…… 目にし、耳にしながらも、「情報」として聞き流してしまいがちな日々のニュース。 優れたドキュメンタリーには、それらのニュースを立体的な「生身の声」として実感させる力がある。 他人事だと思っていた社会問題が、身近な、血の通った「自分事」に思えてくる。 「知る義務」がある。すでに我々は「当事者」だ。 - - - 宇多丸── こんな短時間で、こんな濃密な、こんな深い衝撃を受けられるメディアは、やはりドキュメンタリー以外にないんじゃないか… 伴野── 地獄のような所でも、多くの人々が懸命に生きている。そんな人間の姿を見つめながら「生きる意味」を考えることは、自分の生き方を見つける大きなヒントになると思います。 (それぞれ本文より) - - - ■各分野のエキスパートによる寄稿も! ・阿古智子〈発展する中国〉 ・岡真理〈パレスチナ/イスラエル問題〉 ・荻上チキ〈難民〉 ・勝又郁子〈クルド人とクルディスタン〉 ・宮永健太郎〈環境問題〉 知る・見る・考えることへの一歩を踏み出すために。 日ごろドキュメンタリーを観ない人にこそ読んでほしい。 現代人必修の書、誕生です! - - - 本書で紹介する作品は、すべて「アジアンドキュメンタリーズ」で配信中。 1本から、すぐ観られる! ドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス 「アジアンドキュメンタリーズ」 https://asiandocs.co.jp/ 四六判 並製 432ページ
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ザ・メモリー・ライブラリアン 『ダーティー・コンピューター』にまつわる5つの話 / ジャネール・モネイ著、押野素子, 安達眞弓, ハーン小路恭子, 山崎美紀, 瀬尾具実子訳(ポプラ社)
¥3,520
グラミー賞2025、クインシー・ジョーンズ・トリビュートで披露したマイケル・ジャクソンのカヴァーが話題! グラミー賞10回ノミネート、アカデミー賞受賞作『ムーンライト』出演。 シンガー・ソングライターとして、俳優として、世界を更新し続けるジャネール・モネイ、初の小説がついに翻訳刊行。 「クリーンな人間」であることがよしとされ、記憶が管理される社会。その中心街の女王として君臨するセシャトは、日々増え続けるまがい物の記憶に頭を悩ませていた。原因を探るうち、彼女は自身にも消去された記憶があると知り――「記憶のアーキビスト」 亡き父から、一生に一度だけ時間を戻すことができる宝石を授かったアンバー。窮地に陥る家族に、彼女は宝石を使うか苦悩する――「変更保存」 グラミー賞ノミネートアルバム『ダーティー・コンピューター』の世界観をベースに、5人の作家とコラボレーションし、世界が今まさに直面している分断の問題を描く。NYタイムズベストセラー、ワシントンポストやバズフィードでも絶賛の傑作。
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ニーナ・シモンのガム 失われたものと見つかったものをめぐる回想 / ウォーレン・エリス著、佐藤澄子訳(2ndLap )
¥4,950
稀代のミュージシャンによるフォト・メモワール。 1999年7月1日、ニーナ・シモンは、イギリスで最後となる貴重な公演を行った。感動的なステージの終演後、客席にいたウォーレン・エリスはステージに向かい、ニーナ・シモンが噛んだガムをピアノから取り、彼女のステージタオルに包んで持ち帰った。 それから20年。ガムはずっとウォーレンの手元にあり、彼のクリエーティブな営みを支える力となった。そして2019年、エリスの親友でありコラボレーションパートナーのニック・ケイヴが、自身の「ストレンジャー・ザン・カインドネス(Stranger Than Kindness)」展に何か出品しないかと彼に尋ね、ガムの運命が動き出す。ウォーレンはガムを銀と金で鋳造させる。ガムが、誰も予想できなかった出来事の連鎖を引き起こす。 一見取るに足らないもの、すぐに捨てられてしまうようなものが、人と人とのあいだに美しいつながりを生み出していく。これはものや経験に意味が与えられ、精神性を帯びていくことについての物語であり、創作のプロセス、そこから生まれる作品の力、そして愛と友情とを讃えている。序文:ニック・ケイヴ。
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フライボーイ2──ブラック・ミュージック文化論集 / グレッグ・テイト著、山本昭宏訳(P-VINE)
¥4,378
本邦初訳となる、 「ヒップホップ・ジャーナリズムのゴッドファーザー」 と呼ばれた黒人批評家による博覧強記の代表作! ジョージ・クリントンの “メタなバカさ” が アミリ・バラカの “変わっていく同じもの” へと放り込まれ フリー・ジャズもマイケル・ジャクソンもギャングスタ・ラップも ジェイムズ・ブラウンもトニ・モリスンも、すべては同一線上で語られる。 アミリ・バラカ、ギル・スコット=ヘロン、マイケル・ジャクソン、チャック・ベリー、ジミ・ヘンドリックス、アイス・キューブ、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、トニ・モリスン、ジェイムズ・ブラウン、ウータン・クラン、スパイク・リー、フランツ・ファノン、ボブ・ディラン、エミネム、アウトキャスト、リチャード・プライヤー、アジーリア・バンクス、グレイス・ジョーンズ、チャカ・カーン、ジョン・コルトレーン、ブラックスプロイテーション、サン・ラー、ジョージ・クリントン、ラメルジー、ラルフ・エリスン……「ヒップホップとは何か?」「もしもジェイムズ・ブラウンがフェミニストだったら」「ウォール街占拠に黒人女性が少なかった理由」「“ニガ” チュード」「“ニガー” はいかにしてジョークを手に入れたか?」「アフロ・フューチャリズム」
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奇奇怪怪明解事典 / TaiTan(Dos Monos)著、玉置周啓(MONO NO AWARE)著(国書刊行会)
¥4,180
Spotify独占配信・チャート最高順位1位 大人気ポッドキャスト、待望の書籍化! 日常を薄く支配する怪奇現象、カルチャーと現代社会の森羅万象から、人間世界を織りなす言葉そのものへ! TaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)がゆく、あてどなくはてしない対話の旅。 (解説・上出遼平) ◆各氏推薦コメント 二人の軌跡は蛇行し、螺旋を描き、どこへもたどり着く気配がない。しかして、その歩みが知を耕す。 私は二人の会話を生涯聴いていたい。 上出遼平(テレビディレクター・プロデューサー) 私もこんな相棒がほしい。心をキラキラ輝かせたまま大人になった二人の、小さな秘密基地を覗いているような気分になった。 賑やかでためになる、タダモノではない大事典だ。 塩塚モエカ(羊文学) 帯なんてつけてんじゃねえ。良著に帯は付かん。この本に帯はいらんのだ。 そもそも本ではない。 小原綾斗(Tempalay) ◆本書概要 2021年3月の JAPAN PODCAST AWARDS 2020 Spotify NEXT クリエイター賞の受賞を皮切りに、同年5月にはオーディオストリーミングサービス Spotify での独占配信が発表され、Spotify Podcastチャートで最高順位第1位をマーク、2021年12月現在の合計再生時間・合計再生回数は前年比999%増をたたき出すなど、近年のポッドキャストブームを代表する大人気番組となった「奇奇怪怪明解事典」が待望の書籍化! 日本のヒップホップシーンを牽引する グループDos Monos のメンバーTaiTan と、近年目覚ましい活動を展開するバンド MONO NO AWARE のフロントマン玉置周啓が多様なコンテンツと社会現象について語りのめす、アクチュアルな社会批評集にしてカルチャー全般への最良のガイドブック=ブックガイド。 四六判 544ページ
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シン・YMO イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル1978~1993 / 田中雄二(DU BOOKS)
¥4,180
「すべてのYMO本よ、サヨウナラ」 細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏という不世出な3人の才能が 80 年代に音楽業界をひっくり返した、あのYMOブームとは何だったのか? 様々な証言から浮かび上がってくるYMOの実像を克明に記す。 『カルトQ』(フジテレビ系)の「YMOカルト」のブレーンも務めたYMO研究の第一人者による、最初で最後の〈本格的論考集〉。ミステリー解読形式で結成~再生までの歴史を追う。 名著『電子音楽 in JAPAN』のYMOの章に、それに続く時代の新たなプロットを増補。 著者自身によるYMOメンバーの各10時間におよぶインタビュー発言、 単行本未収録の各ソロ取材・スタッフの証言を加えた「YMOヒストリー」の決定版。 デザイン:岡田祟 判型 A5 696ページ
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ヒップホップの詩人たち / 都築響一(新潮社)
¥3,960
その音楽はストリートで生れた。聴け、ヒップホップに魂を捧げる現代詩人の咆哮を――。孤高の言葉を刻む人気ラッパー15人の肖像。 いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。 パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。 目次 だからタトゥーのように音に痛みを乗せる(田我流) あの日の夢なら今見てんだ(NORIKIYO) 夢もなく生きるならせめて笑え(鬼) 賭けるものがないんです、人生でいいですか(ZONE THE DARKNESS) 腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花(小林勝行) となりにはJOKERが座っていたんだ(B.I.G.JOE) こんなんでいいならくれてやるよ(レイト) 本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で泣く(チプルソ) さっきまで楽しかった自分まあ慣れてるそんな気分(ERA) 生かされるなら生きてやる(志人) これは断片化された紙芝居みたいなあたしのひとり試合(RUMI) アイム・ア・ラッパー 手には千切れた手錠(ANARCHY) ここはえらくこっけいでかくて広えーが冷てえ夜景(TOKONA‐X) ラッパーは光、言葉は影(ILL‐BOSSTINO/THE BLUE HERB)
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評伝 マルコムマクラーレン その生涯と時代 / ポール・ゴーマン著、川田倫代訳(イースト・プレス)
¥6,600
決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。 彼が生みだしたものは、セックス・ピストルズだけではなかった―― アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンク・ロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか? 藤原ヒロシさん推薦! 「色褪せない時代、その謎を解き明かす。あの時、どんな魔法がかけられてたのか?」 ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946-2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレン』がついに刊行。 あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の超重量級の一冊。 マルコムの意外な?表情をおさめた貴重な写真を含む16ページの口絵も。 【各メディアで絶賛!】 「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ」アンドリュー・オへイガン(作家) 「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた」ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム) 「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く」アラン・ムーア(作家) 「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す」 『サンデー・タイムズ』紙 「この挑発的な人物の、驚くべき新しい伝記は、マクラーレンの浮上してくるトレンドを見極め、まさに絶好のタイミングで、まんまと自分を位置づける才能を完璧なまでに捉えている」 『ファイナンシャル・タイムズ』紙 「完全に……心をつかまれる」 『オブザーバー』紙 「決定版……叙事詩である」 『タイムズ』紙 「心を奪われる」 『デイリー・メイル』紙 「若き理想主義者から、変幻自在、行き当たりばったりの成人期までの魅了される旅路」 『i』 紙
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ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策 / シェイン・シャピロ著、エヴァンジェリノス紋子訳(黒鳥社)
¥3,080
音楽は都市のインフラだ! ライブハウスが減っていくのは「文化の問題」ではなく「都市政策の問題」かもしれない――。本書は、音楽を“社会のインフラ”ととらえ、まちづくりの戦略に音楽を取り入れる方法を説いた、新しい都市論です。 音楽や文化政策について都市と協働する英国のコンサルタント会社Sound Diplomacyの創業者が、ロンドン、アデレード、シドニー、オースティン、マディソン、ハンツヴィルなど、世界各都市と実際に取り組んできた政策やプロジェクトを紹介しながら、都市に音楽が根づくための条件をひもときます。 パンデミック以降、音楽業界が直面する困難を越えて、教育・観光・福祉・ジェンダー平等といった分野にも横断的に音楽が貢献できることを証明する、希望と戦略の書。 自治体職員、デベロッパー、都市プランナー、コミュニティデザイナー等々、町づくりに関わる人は全員必読です。
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サンキュー またおれでいられることに スライ・ストーン自叙伝 / スライ・ストーン著、新井崇嗣訳(ele-king books)
¥3,520
ストーンはあまりにも高く舞い上がり、あまりにも激しく墜落したため、挫折した希望と閉ざされたユートピアの生きたメタファーとなったのだ。 ――『ガーディアン』書評より 黒人音楽のルールを完全に変え、 サマー・オブ・ラヴの象徴となって ブラック・ポリティクスをポップスに流し込み、 そして時代の頂点に立った男の、ウィットに富んだ赤裸々な回想録 2025年6月9日、永眠したスライ・ストーン。『サンキュー またおれでいられることに――スライ・ストーン自叙伝』は、スライの波瀾に満ちた人生の “光と影” を、余すところなく綴った回想録だ。 キャリア初期のラジオDJやレコード・プロデューサー時代から、60年代末のサンフランシスコ音楽シーンの頂点、そして70~80年代ロサンゼルスの深く重く、混沌とした日々へと物語は進む。舞台はステージであり、豪邸であり、家族や著名人たちとの交遊のなかでもある。ここに描かれるのは、欠落を抱えた人間の姿と完璧なまでの芸術性とのせめぎ合い。 共著者には、ジョージ・クリントンやブライアン・ウィルソンの回想録にも携わった作家ベン・グリーンマンを迎え、『サンキュー またおれでいられることに――スライ・ストーン自叙伝』は、鮮烈で、ときに恐ろしく、だが最終的には深く肯定的な人生とキャリアの旅路となっている。 [本文より] 「連れて行きたい、もっと高くに」。おれが歌うと、観客は最後の言葉を歌い返してくれた、「もっと高くに!」。全員がだ。すげえ。 そのまま続けさせた。おれがそうした。 「そう、『もっと高くに』。で、ピースサインを掲げるんだ。大丈夫、何も損はしないから。ただ、うん、やっぱりまだ躊躇してる人がいるみたいだね。承認が要ると思ってるんだろ、自分にとって得になるかもしれないことをするだけなのに」 「連れて行きたい、もっと高くに」が出て行った。「もっと高くに」が返って来た。言葉の意味するものがぐんと広がった。それはいまや、たんに良い気持ちや良い薬物で自らを上げ続けろ、とは言っていなかった。それはいまや、自分を下げてしまうあらゆるものを打ち負かせ、と言っていた。それは、自らが抱える問題の乗り越え方を教えてくれる一つの指南だった。それは、一つの解決策だった。
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フェラ・クティ自伝 / カルロス・ムーア著、菊池淳子訳(KEN BOOKS)
¥2,530
アフロ・ビートの創始者、 自由を奪いにいった天才アーティスト、 そして戦士…… フェラ自身が語る、抵抗のメッセージとは! 本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなったフェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていたカルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60 年代のアメリカの文化状況なども読み取ることができ、アーティストの自伝本を超えた人文書としても読み応えがある。また、本書には、フェラ・クティの妻ら(27人中の)15 人ほか、彼の身近にいた人物のインタビューも入っており、フェラの素顔を知ることができる貴重な1冊。 四六判 352ページ
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スヌープ・ドッグとE-40のお料理教室(晶文社)
¥3,630
◎まさかのあの料理本がパワーアップして第二号刊行!相変わらず高度な料理が並びますが、2人の掛け合いコメントの面白さは抜群です! 〈以下、版元HPより〉 あの料理本がネクスト・レベルで帰ってきた! エリアもジャンルもさらに多彩な、 ヤバくてブチあがる65の最強レシピ 匙もったサグ(Goon with the Spoon)による饗宴――。 ギャングスタ・ラップの伝説がふたたびキッチンに降り立つ! コラボするのは、スヌープが料理にまつわる舌と腕にもっとも信頼を置くホーミーであり、ベイエリアを代表するラッパー、E-40。ギャングスタの豪勢なメインにアメリカ南部の素朴な郷土料理、メキシコやフィリピン料理、そして日本のあの食材まで。ワイルドに楽しむパーティーに、大切な人たちとの記念日に、ふだんのカジュアルな食事に。食と音楽に愛されたふたりが、エピソードとともに披露する。 舌はとろけて気分はアガる、ドープでアッパーでソウルフルな料理の数々! 「さっさと手ぇ洗って、一緒にクッキングしようぜ!」
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BLUEPRINT THE MAGAZINE VOL.2
¥1,870
◎HIPHOPマガジン最新号。毎号見事な人選のW表紙、今回はANARCHYとLEX。じっくり腰を据えたインタビューは、この雑誌ならではです。バックナンバーも販売中! 〈以下、版元HPより〉 ◆ANARCHYとLEXがW表紙を飾る 今号では、日本のHIPHOPシーンを代表するラッパーANARCHYと若い世代から絶大な支持を集めるライジングスターLEXをW表紙に迎え、1万字超に及ぶロングインタビューを掲載しています。 雑誌中面でも、貴重なロングインタビューを多数掲載! 7/GREEN ASSASSIN DOLLAR/$MOKE OGの完全独占インタビューをお届けします。
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SWITCH Vol.43 No.8 特集 JJJ The Man & His Music
¥1,320
◎ラッパー/プロデューサー・ビートメイカーのJJJの追悼特集号。交流のあったアーティスト、スタッフのコメントや写真など永久保存版です。11/30の大阪ラストライブに行かれる方の感想もお待ちしています。 〈以下、版元HPより〉 ヒップホップの歴史に大きな足跡を残したラッパー/トラックメーカーJJJの音楽にあらためて向き合う全62ページの保存版特集。 これまでに音楽制作に寄り添ってきたアーティストやスタッフ41名が語るJJJの作品と素顔、3人の写真家がそれぞれの視点でJJJを捉えたフォトストーリーを掲載。
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『ファクトリー・レコード全史』ジェームズ・ナイス 著 / 今井スミ 訳(シンコーミュージック)
¥5,720
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズらを生んだ伝説の英インディ・レーベル その激動の歴史を網羅した評伝が登場! 英国ロック史における重要拠点「ファクトリー」の真実に迫る 1978年に英国マンチェスターで始まったファクトリー・レコードは、創立者トニー・ウィルソンの独自の哲学や美学のもとで多くのユニークな作品を生み出していった。レコードのみならずポスターやイベント、クラブ「ハシエンダ」などにもカタログ番号を付ける遊び心もあり、「マッドチェスター」ブームを巻き起こしたものの、アーティスト優先の運営方針は経済的破綻を生み1992年に倒産。所属アーティストや当時のスタッフなど多くの関係者の証言も交えてその一部始終をたどった本書は、希代のレーベルの栄枯盛衰を伝えるUKロック・ファン必読の一冊である。 【CONTENTS】 Chapter 1 1976-1977 退屈 Chapter 2 1978 耳栓着用 ザ・ファクトリー Chapter 3 1979 アンノウン・プレジャーズ(知られざる悦び) Chapter 4 1980(Part 1) ブリュッセルより愛をこめて Chapter 5 1980(Part 2) イン・ア・ロンリー・プレイス(孤独な場所で) Chapter 6 1981 未来派達 Chapter 7 1982 会員制ダンス・クラブ Chapter 8 1983 混乱(コンフュージョン) Chapter 9 1984 最先端の人々発 Chapter 10 1985 ペレストロイカ Chapter 11 1986 10年目の夏 Chapter 12 1987 24 アワー・パーティ・ピープル Chapter 13 1988 存在の証明 Chapter 14 1989 マッドチェスター Chapter 15 1990 ハシエンダは閉鎖せねばあならない Chapter 16 1991 ガンチェスター(銃の街マンチェスター) Chapter 17 1992 全てが崩れ落ちる時 サイズ A5判 ページ数 930ページ
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『昭和の商店街遺跡、撮り倒した590箇所』山本有 著 / 石黒謙吾 編集(303BOOKS)
¥1,650
SOLD OUT
愛おしむ記憶の卒業アルバムです。 紙で残す保存版! 2010年から続く人気ブログ「香ばしい町並みブログ」の山本有氏が、地道なフィールドワークとして撮影し、記録してきた全国590箇所の中から、特に商店街にスポットを当ててセレクトした108箇所を写真と文章で紹介しています。そのすさまじくノスタルジックな街並みは、もはや、遺産という言葉を超え、遺跡と表現してていいほどの貴重な佇まいです。すでになくなっている商店街も多数掲載。また、読み物としての「商店街を巡る冒険の覚え書き」を掲載し、巻末には「全国探訪[590箇所]全リスト」、「昭和の商店街遺跡 全国探訪MAP」が付いています。 [商店街を巡る冒険の覚え書き] ●商店街に惹かれる原点に、和歌山、千葉、茨城 ●商店街探しはネット検索の「芋づる方式」で ●商店街巡りの「計画」「移動」「持ち物」「撮影」 ●商店街撮影の良き相棒のカメラ&機材たち ●商店会の役割と消えゆくアーケードへの思い ●空き店舗問題は、店舗兼住宅で貸しにくいから ●商店主たちとの交流は「サザエさん」の世界 [はじめに]より 「今撮らなければ、消えてしまう」 昭和レトロな商店街を取り巻く状況はここ10年で急変しつつあります。平成バブルによる地上げ、都心回帰による都市再開発、東京五輪と、さまざまな再開発を乗り越えて令和の時代まで生き残ってきた商店街や市場ですが、1960年代に創業した店主たちが一斉に引退する時期となり、特に2015年頃から急速に姿を消しつつある印象です。 寸法 : 14.8 x 1.2 x 21 cm ページ数 : 176ページ
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『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』(まわる書房)
¥1,700
◎岸政彦さん監修の『東京の生活史』にも参加された映像ディレクター・菊池さんが、ラッパーたちの聞き取りを行ったZINE『LIFE HISTORY MIXTAPE 02』(01も再入荷)。一度菊池さんが来店してくれた時は、テレビやNBAの話で盛り上がりました。 〈以下、版元HPより〉 今を生きるラッパーたちに子供の頃の話を聞いたインタビュー本の2作目。 【語り手】 Ken Francis homarelanka 喉電波 KVGGLV NARIMIMI ONISAWA Tokyo Gal NowLedge Myghty Tommy 7
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『LIFE HISTORY MIXTAPE 01』(まわる書房)
¥1,650
◎岸政彦さん監修の『東京の生活史』にも参加された映像ディレクター・菊池さんによるラッパーたちへの聞き書きZINE。毎号仕入れます! 〈以下、版元HPより〉 今を生きるラッパーたちへインタビュー 子供の頃の話を集めた生活史集 【語り手】 EASTA Flashy Naked TOFU Natural P ratiff(Neibiss) Joseph Blackwell Ganafii Tepa Roucci SOMAOTA valknee
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『本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録と通り過ぎた旅人たちの風』企画・編著 ハーポ部長(文借社)
¥2,200
本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録 と通り過ぎた旅人たちの風 企画・編著 ハーポ部長 デザイン 戸塚泰雄(nu) 四六判334ページ 執筆者総勢77名 精神の亡命 Event Activism at Kiryuusha 本書は、二〇〇七年から二〇二四年まで下北沢の路地裏にあった「気流舎」というブックカフェを舞台に、わたくしハーポ部長が企画した「対抗文化」のイヴェント記録集である。イヴェントとイヴェントの合間には、「旅のノートから」と題した旅のエッセイを配置し、風を通した。 エッセイの人選は、気流舎を通して僕が関わった方々、歴代のコレクティヴメンバー、イヴェントの出演者、取り扱った本の著者、納品者に限った。改めて自分が気流舎で何をやりたかったのかを考えたところ、〈本のコミューン〉という言葉が思い浮かんだのでタイトルにした。 本書は、本というマジカルな道具を媒介としたネットワークの可視化をひとつの目的としているが、〈本のコミューン〉という言葉には、本と本、事物どうしが実は交流してて、コミューンのようなものを形成しているのではないか、という僕の夢想が含まれている。 ー Harpo Speaks(本書まえがき)より 目次 Ⅰ 浮遊するコミューン 〈レゲエ・リヴァイヴァル〉とアーバンラスタの闘い 鈴木孝弥 オーガニックにしときなさい ージャー9との対話 ハーポ部長(翻訳 竹内嘉次郎) 都市型コミューンの誕生 ー 砂川共同体・石神井村コミューン・ミルキーウェイキャラバン 大友映男(やさい村) コミューン暮らしとその終わり ー ポンちゃんと無我利道場の思い出 蝦名宇摩 無謀なるものたちのコミューン ー下北沢コミューン研究部の記録 ハーポ部長 ひとつのコミューンがなくなるとき 中西淳貴(笹塚コミューン) Ⅱ 路上と抵抗 ストリート以降/都市 毛利嘉孝 × 江上賢一郎 ラヴァーズロックと抵抗の音楽 石田昌隆 交流無限大 ーだめ連 ぺぺ長谷川の文化遺産 神長恒一(だめ連) × いか(ぬけ組) × 原島康晴(編集者) はみ出す言葉、Fuzzyな存在 石丸元章(企画・聞き手:銀色夏実 発言:北沢夏音、大田 ステファニー 歓人、『さいばーひっぴー』編集部すずき&うみこ) Ⅲ ヒッピーやらパンクやら ータンタンに捧ぐ 梵! ヴォヤージュ! ハーポ部長 クール・レジスタンスの時代 北沢夏音 × 青野利光(『スペクテイター』) チャンマイ薬草ライフ ことり薬草えこインタビュー 暴力と尊厳の考古学 ー『死なないための暴力論』刊行記念 森元斎 × 成瀬正憲 生涯一パンク 中沢新一 Ⅳ 風に吹かれて ー気流の鳴る音をきく メキシコの真木悠介 今福龍太 × 上野俊哉 『気流の鳴る音』を気流舎で 鶴見済 自分の内に絶えることなく歌があること ー真木悠介輪読部の記録 椋本湧也 ぼくの人生と真木悠介 ー気流舎での出会い 野本三吉 Ⅴ ブック、マジック、ミュージック カウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか? 槇田 きこり 但人(プラサード書店) (校閲 石塚幸太郎) わたしの知ってる最近のZINE事情 野中モモ 没後一五年 平岡正明は「笑う革命思想家」だった 阿部晴政 × 向井徹(平岡正明著作集委員会) 民俗音楽の彼方へ 湯立て神楽編 ものいみやなかの会(齋藤真文&宮嶋隆輔&中西レモン&すー&斎藤ぽん&ハズミ) 気流舎と旅 ハーポ部長 坂部の冬祭りレポート アクセル長尾 鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて 石倉敏明 インドネシアの呪術師に弟子入りしたタオイストの話 中原勇一(やわらぎ気功クリニック) 気流舎から始まった本の旅 汽水空港モリテツヤ インタビュー エッセイ 旅のノートから(38人の旅話&本の紹介&気流舎への一言) ハーポ部長 ELIJAH-FAR-I 鍵谷開 高橋ペコ 桝田屋昭子 Yusuke Suzuki 高岡謙太郎 ありい 大槻洋治 根岸恵子 すずき 銀色夏実 茂田龍揮 花崎草 くるみ 橋本勝洋(サンガインセンス) 川上幸之介 タンタン(長谷川浩) 翔太郎 内田翼 石崎詩織 川崎光克 さおり 平田博満 おおえまさのり ケロッピー前田 円香(現代魔女) わたなべみお 関口直人 猫村あや 馬場綾(アマゾン屋) リサ 長澤靖浩 宮脇慎太郎(ブックカフェソロー) 諫山三武(未知の駅) 吉澤順正 おぼけん(『新百姓』) 長沢哲夫(ナーガ) 虹より高く ーロバート DE ピーコとブルース共同体 ハーポ部長 ロバート DE ピーコ音源QR「ライヴ・アット・気流舎」 編集後記 僕らには儀式が必要だった 気流舎から寄留者へ イラスト ウエオカケンタ 斎藤ぽん(にゃんとこ) 福冨雅美 ドンファソ 写真 Jiroken 磯井玲志 福冨 岳 ハーポ部長
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【サイン本】『100年先の憲法へ 「虎に翼」が教えてくれたこと』太田啓子(太郎次郎社エディタス)※サイン入り
¥1,540
◎『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』(大月書店)もMoMoBooksでロングセラー中の弁護士・太田啓子さんによる新刊。特に本書後半の虎つば男性キャラクターたちの読み解きはぜひ読んでほしいです! 〈以下、版元HPより〉 あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! あの朝ドラを読み解けば憲法がわかる? みんなの「はて?」にこたえる入門書 熱い反響を呼んだNHKドラマ『虎に翼』を題材に、『これからの男の子たちへ』(大月書店)で知られる著者が、憲法の基礎を紙上レクチャー。 100年前の女性たちから現代に託されたメッセージとは? ジェンダー平等を阻害しない「これからの」男性像とは? “虎翼愛”全開で語り尽くします! 編集:岩下 結(よりまし堂編集室) 判型:四六判・並製 頁数:160ページ
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エトセトラ VOL.13 特集:クィア・女性・コミュニティ 水上文 特集編集(エトセトラブックス)
¥1,540
「わたしたち」の場づくり、コミュニティ、言葉をアーカイヴする。 ウーマンリブから生まれたレズビアン・コミュニティ、伝説のレズビアン&バイセクシュアル雑誌、そして、Xジェンダーの語りや、様々なセクシュアルマイノリティの集まれる場所……。 フェミマガジン13号目は、「LGBTQ」から消されてしまいがちな女性やノンバイナリー/Xジェンダーの人々による、場所づくりや運動を記録する特集号。多数のインタビュー、寄稿、読者投稿「自分の存在を消されたと感じたことはありますか?」など。 水上文(みずかみ・あや) 1992年生まれ。文筆家・批評家。書評・文芸批評等の執筆に加え、ジェンダー・セクシュアリティに関連したエッセイも執筆。「文藝」で文芸季評、丸善雄松堂「學鐙」で文芸季評、「朝日新聞」で「水上文の文化をクィアする」を連載中。また「SFマガジン」で「BL的想像力をめぐって」を瀬戸夏子と共同連載中。単著に『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)、企画・編著に『われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット』(現代書館)。 判型 A5判・並製 頁数 128ページ 表紙デザイン 福岡南央子(woolen) 本文デザイン・組版 水上英子
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『CITY DIVER: 大阪ミナミ 戎橋筋南編』エブリデ
¥1,650
SOLD OUT
◎音楽家で文筆家のエヴリデさんによるZINE。千鳥橋・シカクでこのZINEを初めて見つけて、即購入しました。聞き取りと膨大な資料の調べ方に圧倒されます。 〈以下、著者SHOPより〉 大阪ミナミの戎橋筋南(千日前通以南の戎橋筋地域)の街の研究ZINE。 昔あったお店の研究や資料、街に関するエッセイ、その街で暮らした人の インタビューなどを収録。 A5、117ページ <目次> まえがき ZINE版まえがき 各年代別周辺地図 戎橋筋とは 店舗紹介ー喫茶店 戎橋筋のDNA 店舗紹介ー食堂・レストラン 戎橋筋の闇市 店舗紹介ー寿司店 店舗紹介ーバー・酒場 馬場先、溝の側、その周辺 店舗紹介ー食料品店・菓子店 インタビュー: 戎橋カメラ店 店舗紹介ー遊戯場・キャバレー 店舗紹介ー衣料品店 「どこでもない」街から「どこでもよい」街へ 店舗紹介ーその他 あとがきー街と和解した日 参考文献
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『Revisit(限定プレス特装版 Cassette Book)』VIDEOTAPEMUSIC(KAKUBARHYTHM)
¥5,500
[Tracklist] 1. Tamako 2. Tatebayashi 3. Nomozaki(feat. 角銅真実)※5/29(水)〜先行配信 4. Susaki (Flotsam) 5. Shiojiri 6. Ureshino (Cha Cha Cha Dub) 7. Goujyou Jima (強情島) 8. Nomozaki (Akito Tabira Remix) 9. Susaki (oono yuuki Refloat Mix) credit Sound Produce / VIDEOTAPEMUSIC Mixing (M1-M7), Mastering / Chihei Hatakeyama Art Direction & Design / Kei Sakawaki, Hiroaki Hidaka Editorial Direction / Yu Sakurai (TISSUE Inc.) Still Life Photography / Makoto Oono Documentary Photography / VIDEOTAPEMUSIC Revisit(BOOK 160P) ————— 目次 序文 5 館林 10 再訪日記 二〇二三年三月二十四日〜二十七日 16 「Tatebayashi」メモ 33 野母崎 42 再訪日記 二〇二三年四月十七日〜二十日 50 「Nomozaki」メモ 62 寄稿「流れ」Akito Tabira 68 須崎 72 再訪日記 二〇二三年二月二十二日〜二十五日 78 「Susaki (Flotsam)」メモ 89 寄稿「再び漂流する音」oono yuuki 94 塩尻 100 再訪日記 二〇二三年六月十二日〜十四日 106 「Shiojiri」メモ 119 嬉野 126 再訪日記 二〇二二年七月二十一日〜二十三日 132 「Ureshino (Cha Cha Cha Dub)」メモ 138 エピローグ 多摩湖再訪 二〇二三年十一月二十四日 148 ————— 著者・記録写真 VIDEOTAPEMUSIC 編集・註釈 桜井祐(TISSUE Inc.) 装幀・レイアウト 坂脇慶、飛鷹宏明 静物写真 大野真人 発行 株式会社カクバリズム 印刷製本 株式会社八紘美術
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inch magazine Paperback Books01 夢のかなたの街 Cities Beyond Fictions
¥1,980
◎レーベル・地下BOOKSからの出版物はほんとにハズレなしで面白いです。 ニューヨーク/ロンドン/ロサンゼルス/サンフランシスコ/ボストン/ホノルル/ユジノサハリンスク/大阪/東京・渋谷と下北沢 90年代に国内外のインディー音楽シーンをつないだ雑誌『米国音楽』を創刊、のち都市型文芸誌『インザシティ』(BEAMS)にかかわった作家が出会った、12篇の“街と人”についての回想録。 ・ソフィア・コッポラが描いた渋谷の交差点とアメリカの凋落(映画『ロスト・イン・トランスレーション』) ・カタカナ語“シティ・ボーイ”の誕生と片岡義男が描くハワイ語「チャイ・チャイ・ブー」 ・雑誌『i-D JAPAN』の創刊とソ連末期の潜入取材、そして日本のバブル崩壊後 ・下北沢とフィッシュマンズ、ライブハウス〈スリッツ〉があったころ ・MCA(ビースティ・ボーイズ)たちインディーズ・ミュージシャンらとニューヨーク・911テロ など、渋谷系を筆頭に日本と世界のカルチャー・シーンが今よりも密接だった1990年代〜ゼロ年代を中心とした、あるインディペンデント・カルチャー雑誌の元編集者で作家の回想録。 実際に交流することでしか知り得ない人物評や都市・カルチャーへの考察、そしてインターネット以前の貴重な情報が満載。90年代〜ゼロ年代カルチャーの当事者が語る、ネットで絶対に探すことのできない、当時の空気と時代を記録した一冊。